フォローアップミルクとは?本当に必要なの?メリットとデメリットをご紹介

生後9ヵ月頃になると、離乳も進み第二のステップとして存在するフォローアップミルク

さまざまな情報が飛び交う中で、フォローアップミルクは本当に必要なのか悩む方も多いのではないでしょうか。

私の周りでもフォローアップミルクを飲ませているママもいれば、飲ませていないママもいます。

そこで今回は「フォローアップミルクは必要なのか、メリットとデメリット」をご紹介します

フォローアップミルクを取り入れようか悩んでいるママは是非参考にしてくださいね。

目次

フォローアップミルクとは

フォローアップミルクは生後9ヵ月から3歳ごろまでを対象に牛乳の代用品として作られているミルクです。

飲ませる目安は離乳食が1日3回になる離乳後期で、ハイハイやつかまり立ちをするようになる頃です。

離乳食が進んでいない時期に与えてしまうと、本来母乳や育児用ミルクから摂っていた栄養素や量を補うことができず離乳の進行に悪影響を与えてしまう事もあります。

フォローアップミルクと育児用ミルクの違い

 フォローアップミルク保育用ミルク
対象月齢満9ヵ月~3歳まで0ヵ月~1歳まで
使用目的離乳食では補えない栄養をバランスよく補うため母乳を与えられない・不足している時に母乳の代わりとして
成分タンパク質/脂質/鉄/ビタミンC/ビタミンD/ビタミンE/DHA/オリゴ糖/カルシウム/ヌクレオチド/ベータカロチンなどタンパク質/脂質/ビタミン/ミネラル/DHA/オリゴ糖/シアル酸など

保育用ミルクは「母乳の代わり」フォローアップミルクは「離乳食だけでは補えない栄養素を補うため」なので成分も異なります。

用途は異なりますが両方とも「不足しがちな栄養を補うため」、「お子さんの成長と健康維持のため」に大切なものになっています。

フォローアップミルクのデメリット

フォローアップミルクを飲ませる上でデメリットはあるのでしょうか。

主にこちらの2つがデメリットになっています。

デメリット
  • 虫歯になりやすい
  • 栄養の偏り

虫歯になりやすい

糖類を含んでいるので虫歯になる可能性があります。

特に哺乳瓶で飲ませると歯にミルクが残りやすく虫歯になる確率が上がるので、ストローマグやコップで飲ませましょう。

栄養の偏り

フォローアップミルクは主に「鉄」「カルシウム」「ビタミンD」を補充するものであり、これさえ飲んでいれば大丈夫とはいきません。

「亜鉛」や「銅」などのミネラルが不足しているので注意が必要です。

鉄分も摂れる「赤身のお肉」は亜鉛も豊富

フォローアップミルクのメリット

続いて、フォローアップミルクを飲ませるメリットです。

メリット
  • 離乳食で不足しがちな栄養が摂れる
  • 牛乳より消化器官に負担をかけない

離乳食で不足しがちな栄養が摂れる

フォローアップミルクには離乳食だけではなかなか十分な量が摂れない「鉄」や「カルシウム」の他に、吸収を良くしてくれる「ビタミン」や「DHA」などの栄養が入っています。

牛乳より消化器官に負担をかけない

離乳後はフォローアップミルクではなく、成分が同じ牛乳でいいのではと思われるかもしれませんが、牛乳だと赤ちゃんの消化器官に負担をかけるので1歳を過ぎてから飲むのが理想です。

おすすめのフォローアップミルクはこれ


フォローアップミルクは色々な種類があってどれを買って良いか悩みますよね。

私も使用していたフォローアップミルクも含めいくつかご紹介します。

明治 ステップ

引用元:楽天市場


幼児期に不足しがちな鉄分、カルシウムをしっかり摂取でき、発育に大切なDHAや腸内ビフィズス菌に届くフラクトオリゴ糖など食事では摂りにくいビタミンをまとめてサポートしてくれます。

飲む以外にも料理にも使えます。

ホットケーキや蒸しパン、パンプキンスープなどの料理に使えます

●幼児用(1歳~3歳ごろ)

●栄養成分:100gあたり

熱量 461kcal たんぱく質 11.1g 脂質 18.0g 炭水化物 64.0g ナトリウム -mg 食塩相当量 0.51g ナイアシン 7.5㎎ パントテン酸 5.0㎎ ビオチン 25μg ビタミンA 500μg ビタミンB1 0.7mg ビタミンB2 0.8mg ビタミンB6 0.7mg ビタミンB12 1.2μg ビタミンC 72mg ビタミンD 6.3μg ビタミンE 5.5mg  葉酸 130μg  カルシウム 805㎎ 鉄 9.0㎎  リン 405㎎ DHA(ドコサヘキサエン酸)70mg リノール酸 2.0g α-リノレン酸 0.5g フラクトオリゴ糖 0.5g  灰分 4.1g 水分 2.8%

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◆【ポイント10倍】明治ステップ 800g
価格:2,280円(税込、送料別) (2024/4/25時点)


雪印ビーンスターク つよいこ

引用元:楽天市場

体だけでなく脳の発達に必要な鉄分がしっかり入っています。

一日400ml飲むことで、一日に必要な鉄分をしっかりカバーします。

かかりつけの先生にも離乳食は鉄分が不足しがちと言われたので、これでしっかり補えました

●満9か月~3歳頃

●栄養成分:100gあたり

熱量 481kcal たんぱく質 11.5g 脂質 22.0g 炭水化物 59.7g ナトリウム -mg 食塩相当量 0.46g ビタミンA 390μg ビタミンB1 0.7mg ビタミンB2 0.8mg ビタミンB6 0.5mg ビタミンB12 1.2μg ビタミンC 50mg ビタミンD 5.2μg ビタミンE 5.0mg ビタミンK 25μg ナイアシン 5.0mg パントテン酸 5.7mg 葉酸 100μg ビオチン 15μg カルシウム 720mg リン 360mg 鉄 9.6mg カリウム 780mg マグネシウム 50mg リノール酸 3.0g αリノレン酸 0.55g ドコサヘキサエン酸 71DHA ヌクレオチド 6mg ガラクトシルラクトース 1.0g シアル酸 120mg βカロテン 40μg 塩素 330mg 灰分 4.0g 水分 2.8g ホスファチジルセリン 31mg オステオポンチン 22mg


グリコ アイクレオ グローアップミルク

引用元:楽天市場

子どもに必要な栄養素を補うだけでなく、すこやかな発育をサポートするために乳由来成分であるMFGM(母乳にも含まれる様々な栄養素を含んだ乳由来成分、たんぱく質やリン脂質を主成分とする栄養成分)を配合しています。

卒乳後の元気なカラダづくりを応援するために開発された粉ミルクです。

●1~3歳

●栄養成分:その他

熱量 485kcal たんぱく質 15.5g 脂質 21.7g 炭水化物 56.8g ナトリウム -mg 食塩相当量 0.51g ビタミンA 490μg ビタミンB1 0.7mg ビタミンB2 0.8mg ビタミンB6 0.7mg ビタミンB12 1.3μg ビタミンC 96mg ビタミンD 8.7μg ビタミンE 5.5mg 葉酸 130μg ナイアシン 7.7mg パントテン酸 5.5mg ビオチン 14μg カリウム 550mg カルシウム 725mg 鉄 9.6mg マグネシウム 60mg リン 390mg リノール酸 2.7g α-リノレン酸 0.45g β-カロテン 90μg 塩素 470mg コリン 50mg ヌクレオチド 21mg リン脂質 340mg スフィンゴミエリン 50mg ガラクトオリゴ糖 0.3g 灰分 3.5g 水分 2.5g


一日の摂取量を定期的に飲めるようなら300gの小缶より大缶がおすすめです。

キューブ&スティックミルク

持ち運び便利なキューブやスティックもあります。

キューブは粉よりも日持ちするので毎日飲まない方にもおすすめです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

明治 ステップらくらくキューブ 1袋5個入り×60袋
価格:5,614円(税込、送料別) (2024/4/25時点)




お試しセット

引用元:楽天市場

どれがいいかお悩みの方向けにお試しセットもあります。

6種類入っているので、お子さんの好みを見つけて下さいね。


まとめ

今回は「フォローアップミルクは必要なのか、メリットとデメリット」をご紹介しました。

フォローアップミルクは、虫歯になる可能性があると言われていますが、それは哺乳瓶で飲ませている場合です。

なるべくストローマグやコップで飲ませ、気になるようだったら飲んだ後は歯磨きをしっかり行いましょう。

また、離乳食と一緒に毎日飲むことで栄養バランスが保たれます。

離乳食を与えず一日フォローアップミルクだけと言うのはやめましょう。


フォローアップミルクは離乳食だけだと不足しがちな「鉄分」や「カルシウム」「DHA」などを補うものです。

賢く使って子供の成長をサポートしましょう。

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この記事を書いた人

出身:埼玉
年齢:30代
趣味:旅行・DIY・料理

子育てで経験した事を元に役に立つ情報や子供と一緒に楽しめるイベント、お出かけ・旅行情報を発信します。

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