小さいお子さんがいると気になるのは「いつまで紙おむつを買うのか」、「トイレトレーニングはいつ始めたらいいのか」ですよね。
早い子は1歳半でもうトイレトレーニングを完了しています。
周りがトイトレをしていると「うちの子はまだ何もしてない!」と焦る方もいるかと思います。
そこで今回は「トイレトレーニングの始める時期や進め方・コツ」をご紹介します。
実は春夏がトイレトレーニングに適している時期なんですよ♪
では、さっそく見ていきましょう。
トイレトレーニングを始める時期はいつ?
おしっこやうんちは、2歳前は反射的に出てしまう時期、2歳半になると少し我慢もできる時期と言われています。
なので、トイレトレーニングを始めるのは一般的には2歳から3歳くらいだと言われています。
近年の共働きで保育園へ預ける需要が多くなり、トイトレを1歳から早めに行っているママも多いようですが焦らなくても大丈夫です。
トイトレを始めるサイン
トイレトレーニングを始めるタイミングは、実はサインがあるんです。
以下の6項目をチェックしていきましょう。
- おまるや補助便座の使い方に関心がある
- 大人と簡単な意思疎通ができる
- おむつが濡れていることを伝えられる
- おしっこの間隔が2~3時間あく
- おしっこやうんちをする時間分おまるに座っていられる
- 自分でトレーニング用のパンツやおむつを下げることができる
ひとつでも当てはまるようでしたらトイトレを始めても良いかもしれません。
トイトレするなら春・夏
実はトイレトレーニングには適した季節があるんです。
それは春と夏の暖かい時期です。
個人差はありますが、寒い時期は冷えによって頻繁におしっこが出るのでおもらしをしがちです。
またトイレが寒かったり、便座が冷たかったりすると、子どもの不快感が強くなりなかなかトイレトレーニングが進みません。
特におすすめなのは夏の時期です。
夏は汗をよくかき体内の水分が飛ぶ為、冬よりもおしっこの量が減り、おしっこの間隔があくので、トイレに連れていくタイミングを見計らいやすくなります。
また、夏は薄着なのでサッと脱がして便座に座らせてあげられ、「脱がすのに間に合わなかった・・・」と失敗も防げます。
夏なら漏らして汚れてしまったズボンやパンツを洗濯してもすぐ乾きます。
ママのストレスも少しは軽減しますね。
トイレトレーニングの進め方
いざ、トイレトレーニングをはじめようと思っても、どのように行って良いか分からないですよね。
トイレトレーニングの進め方をご紹介します。
進め方
① 絵本や動画などでおしっこやうんちはトイレで意識づける
② 洋服を着せたまま、おまるや補助便座に座らせて少しずつ慣らす
③ 自分で進んで座るようになったらおむつを外してみる
④ 慣れてきたら座らせたタイミングでおむつ交換
⑤ トイレの成功率があがったらトレーニングパンツに切り替える
⑥ 外出時や夜のトイレトレーニングの開始
① 絵本や動画などでおしっこやうんちはトイレで意識づける
始めはトイレに興味を持ってもらうために絵本や動画などを使ってトイレがどんな場所か知ってもらいましょう。
そこからトイレはおしっこ・うんちをする場所と意識付をします。
② 洋服を着せたまま、おまるや補助便座に座らせて少しずつ慣らす
トイレに慣れてもらうために、おしっこ・うんちをしなくても座らせてみましょう。
上手に座れたり、おしっこができたりしたら、褒めてあげましょう。
③ 自分で進んで座るようになったらおむつを外してみる
自分で進んでおまるや補助便座に座ったら、おむつを外して座らせてみましょう。
たまたまおしっこが出たら大げさに褒めてあげましょう。
④ 慣れてきたら座らせたタイミングでおむつ交換
おまるや補助便座に慣れてきたら、座らせたタイミングでおむつを交換しましょう。
もしうんちが出たらトイレに流すところを見せましょう。
⑤ トイレの成功率があがったらトレーニングパンツに切り替える
上手におしっこ・うんちができるようになったら、トレーニングパンツに切り替えてみましょう。
パンツにおしっこをすると濡れて嫌な感じになるのでトイレに行きたいと思うようになります。
⑥ 外出時や夜のトイレトレーニングの開始
外出先でもトイレに挑戦してみましょう。
補助便座のある場所や子供用のトイレが設置してある場所など確認しておくとスムーズです。
失敗した時の為に着替えの準備も忘れずに。
トイレトレーニングに必要な物
トイレトレーニングに必要なアイテムをご紹介します。
トレーニングパンツ
トレーニングパンツには3層式、4層式、6層式の種類があり、数字が大きくなればなるほど分厚く漏れにくくなっています。
その反対に数字が小さいほど薄くて動きやすくなっています。
家でのトレーニングパンツには、3層式、4層式がおすすめです。
6層式の分厚いものは、保育園やお出かけの時がいいでしょう。
補助便座・おまる
ケガや事故防止の為にも子どもにあった補助便座やおまるを使いましょう。
始めはおまるで練習して徐々に補助便座へ移行すると無理なくトイトレが進みますよ。
ステップ台が付いている便利な補助便座もあります。
踏み台
始めはママやパパが抱っこして便座に座らせますが、順調に進めば一人でトイレに行くようになります。
自分で座ったり立ったりするためには踏み台が欠かせません。
トイレマット
トイレマットは汚れやすく頻繁に洗濯が必要になります。
子どもはまだ小さいので膀胱の容量も少なく、尿意を催して便座に座るまでに我慢できずに漏らしてしまう事も。
そこでおすすめなのがビニール素材のトイレマットです。
ビニール素材なので汚れたら拭くだけです。
商品によっては防臭・抗菌機能もあるので衛生面でも安心です。
ゴム手袋
トイレに失敗してしまった時にゴム手袋を用意しておきましょう。
バケツとアルコールスプレーも一緒に用意しておくと拭き掃除のときスムーズですよ。
なかなか進まないトイトレのコツ
トイレトレーニングはなかなか進まないものです。
少しでも進めるためにはどうしたらいいのでしょうか。
先輩ママから教わったコツはこちらです。
- 子どもにとって楽しいトイレトレーニングにする
- 好きなキャラクターの補助便座やおまるを使う
- 焦ったりイライラしない
- 上手に出来たら思いっきり褒める
- 叱らず子どもペースに合わせる
- 停滞期になったら無理せずお休み
- ごほうびをあげる
なかなかトイトレが進まないと心配になったりイライラしたりするかもしれません。
1歳にトイトレを始めても3歳までかかったお子さんもいるので、個人差がもちろんあります。
停滞期になったら無理せずお休みしましょう。
好きなキャラクターの補助便座やおまるにして、お子さんにとってもママにとっても楽しいトイレトレーニングにしましょう。
まとめ
今回は「トイレトレーニングの始める時期や進め方・コツ」をご紹介しました。
トイトレは早ければ1歳半には完了している子もいますが、一般的には「反射的に出てしまう時期」が終わる2歳過ぎから行います。
トイレトレーニングは、最初に子供にトイレを絵本や動画で教えてあげることから入ります。
そこから徐々におまるや補助便座に慣らしてあげましょう。
停滞期になったら無理せずお休みして、子どもにとってもママにとっても楽しいトイレトレーニングにしましょう。
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