子どもがいるとより気になる災害のニュース。
地震、津波、豪雨、洪水、噴火などの災害はいつ起きるか分からないものです。
いざとなると冷静さを失い迅速な対応が取れない場合が多いです。
特に赤ちゃんや小さなお子さんが居るご家庭は、子どもを抱えながらの非難はとても大変。
なので、日々の生活の中で防災意識を持っておくのが大切です。
そこで今回は「大地震に備えて赤ちゃんの防災グッズと赤ちゃんを守る行動」をご紹介します。
赤ちゃんの防災グッズとは?
赤ちゃんの防災グッズはいったいどんなモノを用意した方が良いのでしょうか。
こちらが赤ちゃんに必要な最低限用意すべきものです。
- ミルクセット
- 授乳ケープ
- 紙おむつ
- おしりふき
- スプーン・紙コップ・キッチン用ラップ
- ガーゼ
- 抱っこ紐
- 離乳食
- 着替え・靴・防寒着
- おもちゃ
ミルクセット
スティックタイプ・固形タイプのミルクがありますが、非常用には「液体ミルク」がおすすめです。
お湯がなくてもそのまま飲むことができ長期保管が可能です。
重たい液体ミルクはネットで買うと運ぶ必要がないので良いですよね。
お子さんがいつも飲んでいるミルクを選んでくださいね。
授乳ケープ
母乳育児をしている方は避難所での生活に備えて授乳ケープを用意しておきましょう。
災害によるストレスで一時的に分泌が低下しますが、その分回数を多く吸わせてあげて下さい。
そうすることで量を補うことも出来ますし、分泌を促すことも出来ます。
紙おむつ
紙おむつは最低でも1週間分は用意しておきましょう。
ビニール袋等で代替品が作れますがおむつ不足にならない為にも多めにストックすることをおすすめします。
おしりふき
おしりふきは普段より多めに準備しておくと便利です。
おしりふきはウエットティッシュしても使えるので、水が止まってしまった時に手をキレイにしたり、食器を拭いたり、ケガをした時に傷口を拭いたりととても重宝します。
ストップがそろそろなくなりそうだなぁっと思ったら忘れず補充しましょう。
スプーン・紙コップ・キッチン用ラップ
哺乳瓶がない場合でも紙コップがあれば少しずつ水分を摂らせることができます。
キッチン用ラップは食器に巻き洗い物を減らしたり、防寒としても使えたりします。
ガーゼ
ガーゼはケガの手当てだけではなく、赤ちゃんの歯の汚れを落としたり、身体を拭いたりと便利に使えます。
抱っこ紐
普段使っていなくても入れておくと便利です。
徒歩避難の際は両手を空けることが安全確保にもつながるので必須です。
離乳食
赤ちゃんの離乳食が始まっているようなら離乳食の準備もしておきましょう。
こちらも普段食べ慣れているモノをストックしておきましょう。
着替え・靴・防寒着
避難する際は抱っこ紐でも子供が歩けるなら靴も必要になります。
また冬の避難生活は防寒着が必須です。
体調を崩して風邪をひかないように用意しておきましょう。
おもちゃ
おもちゃは避難生活の心のケアにもなります。
母子手帳・保険証は常に避難用の鞄には入れられませんが、何かあった時の為に忘れないようにしましょう。
もし地震が起きた時の赤ちゃんの守り方
地震が起きた時は、自分と赤ちゃんの身を守るのが第一優先です。
強い揺れを感じたら赤ちゃんを抱き、頭を守るようにしてテーブルやイスなどの下に身体を隠しましょう。
近くにクッションがあればそれを頭の上に置き守り、近くに身を隠す場所がない場合は、パパやママが赤ちゃんを覆うようにして守ってください。
赤ちゃんと向かい合わせにしてパパ・ママのお腹あたりに赤ちゃんの頭をおき、赤ちゃんのおしりを抱きかかえるようにして体を丸めるようにしましょう。
避難する時の注意!
ベビーカーは使わない
ベビーカーは荷物も乗せられるし便利ですが、避難する際はおすすめしません。
避難しないといけない状態だと普段の道の通れなくなっている可能性もあります。
がれきの道や階段はかえってベビーカーだと負担がかかりスムーズに避難できません。
ですので、避難する際は赤ちゃんはしっかりと抱っこ紐で抱っこし、両手が空いた状態にしましょう。
可能であればおもちゃを持参
避難先でぐずってしまった時や慣れない環境での赤ちゃんの心のケアにもなります。
まとめ
今回は「大地震に備えて赤ちゃんの防災グッズと赤ちゃんを守る行動」をご紹介しました。
自然災害はいつどこで起こるか分かりません。
いざとなると冷静さを失い思った通りに行動できませんので、日々の生活の中で事前に準備しておくのが大切です。
また、赤ちゃんは日々成長しているので、準備したおむつが小さくなっている可能性もあります。
定期的に中身の再確認も忘れずしましょう。
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